介護職員が行う時間外勤務の注意点

山本勝之

山本勝之

テーマ:働く上でのルール、就業規則

介護の現場では、業務で行うべきことも多く、
つい勤務時間が終わっても、時間外勤務(残業)をしてしまう・・・

こんなことが、日常茶飯事です。


高齢者の話を聞いているうちに時間がなくなる・・・
これは大事なことですが、ほかにも役割が多くあると思います。


時間外勤務(残業)は、本来上司の命令があってするものです。
通常の勤務も、勤務表に基づき(上司の命令でもあります)、
勤務に就いているのです。



まず、勤務時間内に仕事が終わらせることが大事です。

その上で、必要があれば、上司が部下に対して
時間外勤務を命じて、行わせるようにしましょう。


なお、期限が迫っている、多量の業務でこなせないなどは、
あらかじめ業務の命令を行っているため、
同時に時間外勤務を命じていることになります。

気をつけましょう。


部下の力量と職場での業務量を常に確認しながら、
上司は、部下の仕事の役割を考えていきましょう。







建物と空とのコントラストが、きれいですね。







 ※メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝に発行しています。
  パソコンのメールアドレスで、登録をお願いします。
  https://www.directform.info/form/f.do?id=1834



※2020年7月14日に、記事の内容を一部修正しました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護事業に解決志向で労務アドバイスを行うプロ

山本勝之プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼