介護事業所では、新卒者の4人に1人が、1年で退職しています。

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

兵庫県では、平成25年度福祉・介護従事者数等調査をまとめていますが、
平成24年3月に新卒者として採用された方が、1年で退職してしまった割合は、
25.7%(※)になっています。

これは、新卒者の4人に1人が退職していることとなり、
新卒者以外の中途採用者が含まれていませんので、
介護の事業所に採用されて1年で退職された方は、
実際はもっと多いと思われます。


社会人を経験された方であれば、わかると思いますが、
大学など学校を卒業して初めて就く仕事・職場は、
これからの社会人としての基礎となる
働く姿勢を学んだり、尊敬する先輩に会うことも多いと思います。


フレッシュな気持ちの新卒者を、職場でどのように継続して働けるように
体制を整えていくか、課題となっています。


職員の気持ちを受け止め、スキルを伸ばすことができるよう、
事業所内で体制を整えていきましょう。


 (※新規採用者のうち、離職された方の割合です)


栗が沢山なっていました。もうすぐ収穫の時期ですね。





 ※メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝に発行しています。
  パソコンのメールアドレスで、登録をお願いします。
  https://www.directform.info/form/f.do?id=1834



 
 ※2020年7月13日に、記事の内容を一部修正しました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護事業に解決志向で労務アドバイスを行うプロ

山本勝之プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼