わかっていることも、あえて言ってみる

山本勝之

山本勝之

テーマ:コミュニケーション



夏の夕方には、日中の暑さを忘れさせるような
穏やかな風がふいてくることがありますね。


そんな風にあたると、ほっとすることがあります。




さて、仕事の中で、例えば、上司から部下へまたは同僚へ、
相手はわかっているだろうけれども、
あえて聞いてみたり、言ってみたりすることはありますか?


忙しさについつい、相手はわかっているので、言うまでもないだろう
そんなことを考えて控えてしまう場合もあるのではないでしょうか?


例えば、書類を作っておいてと指示したところ、
上司と部下とでは、文書を作る意味のとらえ方が違うことがあります。


実際にあった話ですが、

上司にしたら、書類を作っておいてとは、
文書の中身までよく考えて作って欲しいものと考え、

部下にしたら、書類を作る指示は、
書類を清書するだけと考えていることがありました。

また部下は、文書の内容は上司が考えるだろうとも
思っていました。


ここで上司は、自分の考えていることを言わなかったのです。


出来上がった文書を上司は見て、清書するだけでなく文書の中身も考えて作っていない。

指示されていることができない部下だ・・・と考えてしまいました。



当たり前のことも、あえて聞いてみたり、言ってみたりすることも大切なのです。



先ほどの例では、あなたが上司であれば、部下にどのように問いかけますか?


~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護の現場で多い、人間関係のストレスを減らすには
・上司である人は、期待していることを伝えましょう


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※この記事は、2017年5月11日に内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

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