立位体前屈でハムストリングスがきついー使うところ、使い方が少し違うんですよ 

テーマ:ボディコントロール

立位体前屈でハムストリングスがきついー使い方が少し違うんです

無理がないから美しい 究極の体の使い方
うまさきせつこのボディコントロール主宰
うまさきせつこです。



痛みなく立位体前屈1
立位体前屈をする時、ハムストリングスや膝裏、膝裏の上の方
鼠径部近くなどが痛い、固くなってしまうという人。

なぜ痛くなるのでしょう?

痛いところがあるのは
本来の位置とはが違ったり、
伸ばしたり回したり
引っ張ったりする方向が違う 
と言うことです。



立位体前屈は、お尻を持ち上げたらいい
頭を下に持って行けばというものではありません。


骨盤と脚を分けずに固まったまま、お尻を持ち上げれば
脚の領域を外されて、持ち上げられた脚は
腿の裏、膝の裏を引っ張られて痛いですし
骨の状態を考えずに上に押し上げれば、
股関節は擦れて、これも痛くなります。


形状にはその機能がしやすい形があるのです。


痛みなく立位体前屈4
体幹のつながりのパーツ。



痛みなく立位体前屈5
脚の繋がりのパーツ。

こんなふうに体幹の繋がりと
脚の繋がりは位置感覚と張りで
分けて使うことができます。



痛みなく立位体前屈3
分けながらも、双方が共有している部分。
丸いですよね。
骨盤と脚がくっきり分かれるけれども
つながっています。

分かれながらつながるところが繊細に使われて
股間節が折りたたまれながら
丸いところも、ボールを回すように小さく使われていますが

この使い方如何で、腿裏や膝裏、鼠径部などは
必要以上に引っ張られず、柔らかいままに使うことが出来ます。

体幹と脚が共有するところが
丸い形を損なわずに使われると


痛みなく立位体前屈2
股の底を通って今度は背骨につながって
体も脚も痛みなく伸びてくれるのです。

痛みなく無理のない使い方をイメージでき
実際に柔らかく、きつさなく使えるようにするのに
インナーマッスルは使われますが


体のそれぞれの場所
形状と痛みなくできる方向

それらをひとつずつ知ること。
知らないところをじっくり感じていきましょう。
立位体前屈がきちんとできたら、
開脚も開脚前屈も楽なものです。

この方もきれいに開脚前屈されますよ。


ではまた次回をお楽しみに。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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