肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
触れられない目に見えない力を使う
無理がないから美しい 究極の体の使い方
うまさきせつこのボディコントロール主宰
うまさきせつこです。
脇の引き込み如何で腕の長さが違うことは
このコラムではしょっちゅうお話ししていますが
時を経るごとに使い方がどんどん進化しています。
昨日オンラインでレッスンされた方に
骨自体を動かそうとするのでなく、インナーマッスルを使う
イメージをお話ししていたら
お話ししているだけで
肩がみるみる下がり
腕が長くなり
いらない力が入りすぎて
三角筋がカチカチになっていたのが
柔らかく張りのある状態になりました。
この方は「鍛える」ことばかりされてきて
うまくできないのは
自分の体が悪い、とご自身を責めてばかりしてこられたので
ガチガチに固まっておられましたが
やっていくうちに
「楽~!」
といらない力が抜けて、腕が軽く肩も上がらず
楽に使えるようになられました。
自分の体でも命令に従わせるのでなく
車を運転するように、車が動く状態で
運転するのです。
体なら体が無理なく動かせるように
体がしやすい状態を作って行くのです。
オンラインでは私はお相手に触れませんから
画面越しで誘導し伝わることを常に考えています。
目に見えない力を自ら引き出すには
イメージの力が必要です。
例えば上に両手を上げるという時は
屋根の下から屋根の上に
下から送り上げるような「抜き」がいります。
いらない力を捨てる作業ですね。
これってアウターの力でしても結果が違うんです。
上の写真は固さが見えます。
下の写真はいらない力が抜けています。
このいらないちからを抜くのに
「引く」
「抜く」
「捨てる」
と言った作業をしています。
肩甲骨の位置や腕の長さが変わり
首も長く滑らかに見えます。
では次回をお楽しみに。
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