確実に覚えたければー立位体前屈での注意点(他の場合も共通)

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確実に覚えたければー立位体前屈での注意点(他の場合も共通)


無理がないから美しい 究極の体の使い方
うまさきせつこのボディコントロール主宰 うまさきせつこです。

先日のコラム、ええええっ!構造そのものにコーフンしました!(2021年11月1日)
で書いていましたが
立位体前屈では、「反り」「むくり」が支え合うことで
安定した体幹をキープしています。

こういうことがわかると「なるほど!」と
イメージが湧き、「お~っ!伸びやすいじゃん!」
と、腑に落ちた方もいらっしゃると思うのですが


問題は納得した後。

少しでも早く、この感覚を自分の身につけるために
皆さんは何をされますか?
立位体前屈で考えてみましょう。

2択です。答えはどちら?



①この感覚でどこまでいけるか、とことん試しに行く

②自分が感じられる「張り」で、じっくり覚える



これ、①でやってしまう人が圧倒的に多いんです。
自分ができる段階での『最大』を通るとき(2021年11月5日)
で書いたことがあると思いますが

おおっ!と思うと必死になってしまい、
先に感じた状態とは異なる状態になっているのに
気づかず、「これが正しい!」と思ってしまいがちなんです。

確実に体に落とし込みたければ、まだ身についていない時には
じっくり覚えることが大事です。


立位体前屈
椅子を使って立位体前屈。
脇もおなかもそこそこ伸びています。

ここで、しっかり伸びてほしかったのですが

「椅子を壊しそうでコワイ!」

と、椅子は壊れてもいいですが怪我するといけないので
手を床についてもらうと



立位体前屈2
お腹は縮み、胸郭の張りはなく、お尻の位置も
下がってしまいました。
意識が一瞬で変わってしまいました。

この方は欲張った訳ではありませんが
床に手を着いた瞬間に意識が逸れたのは確かです。

確実に感じられているところをじっくり覚えて
そこから、意識が継続できる状態で
少しずつ伸ばしていく方が
結局は早道です。

①をやってしまうために、なかなか「これっ!」を
継続できない人は非常に多いので、注意してやってみましょう。

では次回をお楽しみに。



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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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