脇の引き込みができる→立位体前屈が楽に

テーマ:ボディコントロール

脇の引き込みができる→立位体前屈が楽に

昨日のコラム
しなやかな動きへー「脇の引き込み」~ここがポイント((2021年8月10日)
のように脇の引き込みができてくると
脚まで繋がりますが
更に股関節の引き込みがわかってくると
立位体前屈が楽になってきます。

壁を利用して立位体前屈
壁にお尻をつけ、椅子などで段階をつけると
感覚がつかみやすく
脇も背骨もつなげるシミュレーションができます。

この時考えるのは手を床に付けに行くことではなく
立っている時の美しい状態。
きれいに立って手を上に上げた時は、
胸郭の形はどうなっていますか?

頭の位置が変化すると
どこにどう伸ばせばいいかわからなくなり
ただただ床に手を付けるだけの意識になって
背中が丸くなる人は多いんです。

気を付けるポイントがこことこことここ、
のように考えると
訳が分からなくなってしまいます。

つながっていく順番に頭の中で
線を引いてみると全体のつながりを
考えやすいです。

立位体前屈は折れ曲がるところがある分
ハードルは高いかもしれませんが
引き合い方、伸ばし方がわかると
体の自由度が高くなります。

まずはつかまるところを高い位置にして
やってみましょう。
つながりがわかってくることが大切です。
一気にやろうとしないで順を踏んでください。

高い位置でうまくつながり
次の角度に進むと、丸くなってしまうようなら
しっかり脇、背骨が伸ばせる位置で
じっくり感覚を覚えて、再トライです。

本当に固い体には私はお目にかかったことがありません。
固い、と言われる人はつながり方がわかっていないだけ。
焦らず落ち着いた気持ちでやってみましょう。

立位体前屈
私も昔は力づくでやっていましたが
今は立位体前屈が心地よくて好きです。
つながりができると、2つ折りも無理なくできていきます。
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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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