重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
反り腰・猫背の胸郭の状態ーバストトップの向きは?
反り腰や猫背の時の胸郭の状態はどんな感じか
見てみましょう。
(反り腰の時の胸郭)×
(猫背の時の胸郭)×
(背骨がまっすぐ伸ばせた時の胸郭)やや〇
反り腰の時には
背骨が前に押されて、胸郭が開き
お腹がポコンと出ています。
猫背の時には
胸郭が縮んで押しつぶされたようになり
バストは下に落ち
肩も前に出て背中が丸くなっています。
背骨がまっすぐ伸ばせる状態では
これは少し前肩気味になっていますが
胸郭の形が保たれて開いたり、縮んだりせずに
締まっています。
どうしたら胸郭の形が無理なく保て背骨が伸ばせるのでしょうか?
背骨を伸ばすにはお尻の底を押せる体幹の位置感覚が必要ですが
まず胸郭の形がそのまま保てるようにするのに
バストトップの向きを整えてみましょう。
反り腰の時には、上の画像のように
バストトップは外を向いています。
画像はありませんが、上の3つ並んだ横向きの画像を見てもわかるように
猫背の時には、バストトップは下を向きます。
下の画像のようにバストトップが前を向いている時には
お尻の底を押せる状態になるので
背骨は楽に気持ちよく伸びます。
胸を前に押したり、背中を押したりするのではなくて
バストトップを前向きにしようとすると
インナーの動きの感覚がわかります。