肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
胸郭の形を縮めずにサイドストレッチから脚の長い開脚へ
先日のコラム
胸郭の形を縮めずにサイドストレッチ(2020年4月6日 )
が気持ちよくできれば、自然に股関節を引き込んだ
とても脚の長い開脚になります。
腕を伸ばした方の脇だけが伸びて
胸郭の形がなくなり、脇が縮んだサイドストレッチでは
力の流れが伝わらず、脚も気持ちよく伸びません。
腕を伸ばした方の脇も前側にねじれて
より脇が伸ばせなくなっています。
できるだけ胸郭の形を縮めずに動かせるように
脇が前にねじれていくのを
脇の下からつけていくようにして
腕をいったん後ろ手に持って行き
感覚を覚えてもらいました。
胸郭の形をキープしようとすることも大切ですが
伸ばす腕を上に引っ張るだけではなく
肩甲骨を中心に背骨から引き寄せるようにして
更に脇腹を骨盤、座骨とつなげてやると
胸郭を動かすことができる設定になります。
この設定で
この時、自然にオレンジ色の矢印のように
股関節を中心に引き込んでいます。
更に胸椎を回旋させるようにすると
背骨が気持ちよく伸びて、伸ばし方が、実感できます。
体を戻した時には、このように
脚がとても長い開脚になっています。
脚がコントロールできる状態です。