肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
痛くない前後開脚から開脚へ
前後開脚から開脚(横開脚)に持って行く時
結構痛いのを我慢していて、
いつの間にか、そういうものと思われている人も
いらっしゃると思いますが、
意識の仕方、使い方で痛くなくできるものです。
そもそも、前後開脚もできませんけど・・という方もおられると思いますが
お付き合いください。
写真はもう移動し始めているところからしか映っていませんが
前後開脚から前側の座骨をつけるのに
骨盤を下げて座骨まで流れを通すようにして
床につけていきますが、背骨を伸ばしたままです。
上からドン!と落とさないように。
骨盤から座骨を通すのを継続していくと
体幹の張りがあるまま、座骨がつきます。
右の座骨がついたら、反対側の座骨をつけるのに
すぐに下におろさず、中心に寄せるようにします。
インナーの力を使っていますが、お尻自体を締めるのでなく
背骨周りを中心に寄せていく感覚です。
始めは慣れないかもしれませんが、やってみないと
慣れることがありません。
体幹の底を押すから、背骨がより伸びてきます。
継続していくうちに、骨盤の幅にお尻が収まりつつあります。
骨盤と脚は分かれて、股関節はしっかり折れ目ができています。
繋がりつつ、関節ごとに分けられているのです。
座骨が両方つくと、腿の裏の面も広く
しっかり床について、やっている間ずっと
脚は左右共張りのある状態を続けているので
開脚状態になった時も、張りのある状態で
体勢を変えることができます。
この時期、レッスンはお休みになり
家で悶々とされている人も多いと思いますが
自分の体を見直すチャンスととらえる方が
体にも心にも有益です。
自分ではどうしようもないことを
辛く考えるよりも、少しでもできる範囲で体を
動かしましょう。
コロナのせいにしたところで、向こうが何とかしてはくれませんし
自分の心と体は自分で管理しなければ
誰もやってはくれません。
自分でできることを始めましょう。