坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体幹の底から使うと脚を上げるのもとても軽くなります
背骨を伸ばそうとしても
お尻はヘニャヘニャという人は
充分に伸びづらい。
脚の力で伸ばすしかなくなってしまう。
昨日のコラム
靴ひもを結ぶと、ピリピリッと腰痛(2020年3月25日)
は、腰が痛い人が楽になるためだけでなく
体幹をしっかり使うための要素が
たくさん入っている。
体のどこかが痛いのは
体幹部分が縮んだり、ねじれたりして
うまく機能しないために起こっている。
体幹をバランスよく整えれば
痛いところが痛くなくなるだけでなく
無理なく使えて、できなかったことができる方向に
繋がってくる。
変な格好だと思われると思うが
股関節が詰まらず、体幹の底が感じられて
背骨が伸び、胸郭も縮まないように伸ばしている。
上の画像の位置から下の画像の位置まで
ぐるっと回るのでなく
体幹の半分を意識して、お尻の内側を引き出すようにして
体幹主導で重心移動している。
それぞれ動く側の体幹半分を引き出すようにしているが
結局は反対側も連動して使っている。
お尻の底はどちらも同じように並んでいる。
これをしてみて、体幹の底を押しつつ体幹のつながりが感じられると
脚は体の裏側から、引き込まれつつ送り出されて
とても軽い。
骨盤が脚から上げようとして、押し上げられてしまうことなく
腿の前側を使って脚を上げる必要がなくなる。