股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
腕、脇、肩甲骨、体幹ごと、安定して方向を変える2
先日のコラム腕、脇、肩甲骨、体幹ごと、安定して方向を変える(2020年3月9日 )
をもう少しわかりやすくやってもらった。
先日の説明と同じだが
体幹の底まですくい上げた力の流れが
胸郭、背骨に還るような呼吸、
体幹の推進力に一気につながる
鋭い息の吐き方をしている。
文章では難しいが、呼吸の仕方は
床にバウンドさせたボールが跳ね返るイメージを
思い起こしてほしい。
ボールは跳ね返るが、体幹の底は浮き上がらない。
これを応用して
勢いでするのではない
プリエでのピルエットをしてもらった。
無理なく安定して2回転半回れた。
体幹と脚がどの状態でも
分けられて、固まらずにつながり
全身に道ができている。
プリエ(折りたたむ)でのピルエット(回転)は
背骨をしっかり伸ばして座った状態と同じ。
体幹を作るあらゆる要素を含んだ「美しい」正座は究極のストレッチ
寝た状態で、座った状態で、立ち上がった状態で
体幹の位置感覚を覚え
中心に向かい、双方向のベクトルを作ることを
繰り返ししてみて、体の感覚をつかむと、
体幹からのコントロールが可能になり
動きの上でも応用ができてくる。
上がらない脚、軸側の体幹に流れを還して(2020年3月13日)