肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
腕、脇、肩甲骨、体幹ごと、安定して方向を変える
腕を使いながら向きを変えるという時
腕自体を動かすと体がぶれやすく
人によっては痛みが生じる場合もある。
脇を引き込み
体幹を背骨から左右に分ける。
先日の美しい首、体幹に繋がる脇、腕、肩甲骨の感覚を養うストレッチ(2020年3月1日 )
のように脇の引き込みをしてみて
体幹の底まで押せる状態にしておけば
この感覚は感じられる。
背骨の左右に張りのある太いチューブが2つ
あると思ってイメージしてほしい。
腕は引き合ってその場に置いて
動かしたい黄色の方ではなく
ブルーの方をここでは4分の1引けば
体はぶれずに方向変換ができる。
言葉で言えば難しく感じるが
方向変換自体は、さほど難しくない。
方向を変えた時の方が、肩口はなだらかに下りている。
手先、足先でなく、体幹から方向を変えているので
腕や肩がいらないことをしない。
先日のパーソナルレッスンでも
パッセしながら方向を変えていくパが
上手くいかない人にやってもらうと
体が安定して、体幹主導で動くことができた。
もちろん細かく言えば、いろんな体幹の意識があるが
体幹の底から向きを変える、と思うだけでも
体の状態は違ってくる。
こんなことひとつでも、体の意識がかわるきっかけになる。