開脚から痛みなく脚を回す意識付け
負荷をかけずに正座の練習
正座がうまくできない人は
・膝が曲げられない
・足首が伸びない
ということを言われる人が殆ど。
これは
・足裏がしっかり踏めていない
・体幹の位置感覚がつかめていない
・部分的な力を使っている
ということです。
要するに背骨が伸びません。
辛い朝の起き抜け!楽に起き上がるために(2020年2月15日)
固い足首・膝でも、体幹につながる痛くない伸ばし方・折り曲げ方(2020年2月9日 )
を応用したやり方で負荷をできるだけかけずに
正座の練習をしてみましょう。
壁に向かって横向きに寝て足裏は拇指、小指の根本をつけて
土踏まずが伸びる状態でつけます。
脚を曲げる意識でなく、体幹の底を壁につけていきます。
お尻がつくところまで。
この時、少しお腹が縮んでしまいましたが
できるだけ背骨を伸ばして。
部分的に力を入れる必要はありません。
ここまでをしっかり練習するのが大切。
次以降は背骨や腿の裏が伸びてからでも
遅くありません。
手首から肘を床に付けて
横向きから前向きに。
これも手首から脇を引き込み、背骨を伸ばして
後ろを向いている体幹の底を
床方向に向けていくと背骨が起きてきます。
頭から起きません。
頭から起きると膝や足首に負荷がかかります。
足首が写っていませんが、踵を押しながら土踏まずを伸ばしていきます。
壁に背中がつくと正座完成。
正座ができない人は、不便を感じるのは「正座ができない「」だけでしょうか?
そうではありませんよね?
正座の前に背骨が伸びる状態を覚える必要があります。
これは体幹を作るあらゆる要素を含んだ「美しい」正座は究極のストレッチ(2020年2月7日)
でも書いていますが、4月からの新しいWSをする時には
更に展開したことを考えています。
美しい正座の中にはあらゆる角度から、体幹のつながりを作って行く要素が含まれています。