股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
肩甲骨、使い方でこれだけ体は変わります
体幹のつながりで、背骨がしっかり伸びる状態、
位置感覚、繊細なインナー感覚を覚えていただくため
クラスレッスンでやっていただきました。
(繋がらない肩甲骨)
(繋がる肩甲骨)
上の写真は、「立甲か?」と思う方もおられると思いますが
三頭筋にいらない力が入って、繋がりはありません。
インナーの明確な感覚も期待できません。
肩甲骨を押すことに意識が行って、肩甲骨が出ているだけで
肩は前肩です。
下の画像。
肩甲骨を押すことでなく、インナー感覚を大事にして
「繋がり」を考えてしてもらったので
穏やかな繋がりのある肩甲骨に見えます。
ご本人も楽で無理のない状態です。
(横から見た繋がらない状態)
(横から見た繋がる状態)
上の画像は、三頭筋に力が入っているのが見えます。
脇から肘までの長さが短く使われていて
手首の前側にも力が入っています。
肩甲骨だけが出て、背骨は充分に伸びず
反り腰になり、重心は前にあります。
下の画像。
肩は穏やかに引かれていて
脇から肘までも長く使われ、手首にもいらない力は入っていません。
まだ充分でなくても背骨の伸びは感じられ
腰椎回りの感覚もとりあえずできて、重心が踵の上にあります。
これから、まだもっと明確になれる状態です。
4月から始まる新規講座のために
全体を整えつつ、誰にもできる効果的なやり方を考えています。
形がそれらしく見えるのでなく、
される人が無理なく楽に感じられることでなくては意味がありません。
引き続き、体の明確なイメージを感じてもらえるように
進めていきます。