坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
辛い朝の起き抜け!楽に起き上がるために
パーソナルレッスンで、来られる度よくなっていかれる方ですが
朝起きて、しばらくすれば楽に動けるのに
起き抜けだけはとても辛い!と言われます。
前回、楽な起き上がり方を提案して練習し
できるようになって帰られましたが
どうもうまくいかないと言うことなので
改めて、実際にされているところを見せてもらうと
いつのまにか、とても難しいやり方になっていました。
また改めて、楽な起き上がり方を練習してもらいました。
朝起きたばかりの時は、体もしっかり目覚めていません。
「なんとなく」
起き上がることはしないで
「つなげて使う」
ことを頭に思い浮かべてから
やってみましょう。
体を横に向けた後
脇を手前に引いて、手首から肘を折り曲げて
床にきっちり付けた状態で
手に力を入れて起き上がるのでなく
上に伸びあがろうとするのを
腕で補助するつもりで、やってみます。
腕はあくまで補助するもの。
脇、肘、手首をしっかり使えれば
体が伸びあがる手助けをしっかりしてくれるのです。
手だけでしようとしたときは
体幹部分はお休みになってしまいます。
体のつながりを利用すること。
体が覚えるまでは、
起きたら、「つなげて使う」を意識して
起きてみる癖を作ることです。
「腕を使わないと起きられない」
と思い込んでいると
腕でしか起きられなくなります。
体全体を使う練習をしてみましょう。
今よりもっと楽になれるやり方が存在します。