坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
肩回りの力を抜く
腕が痛くて後ろに行かないんです(2020年1月31日)
では後ろ手に手を持って行こうとする時
手を後ろに持って行こうとすることから、前肩になってしまい、
手主導で動いたものは、体幹に近いところを固め
より腕が痛く、肩が邪魔で後ろに手が行かない状態になるのを
脇の引き込みで、体幹主導にし
腕が体幹からの方向に従って、無理なく動くやり方を書いたが
脇が引き込まれて、肩甲骨の位置感覚をつかめれば
楽に肩回りの力を抜ける。
腕や肩に常に力が入る人、固まって動かすとき痛い人は
固まったまま動かそうとするが
ひと工夫すると力は抜ける。
(肩回りに力が入った状態)
(いらない力を抜いた状態)
上の画像では腕を先に引っ張るところから始めたので
肩回りが固まり、首にまで力が入っている。
こちらで手を持っているので
捕まった人のようになる。
背中も丸く、お腹も縮み
それだけで体は使いにくい状態になって
どこにもつながってくれない。
下の画像はインナーを使って
胸をほおっと息を吐くようにして
肩甲骨の下をくぐって腕を繰り出したもの。
肩の力が抜けただけで背骨が伸びて楽そうになっている。
腕を長く使う時、楽に使いたいとき
前でも横でも後でも有効に使える。
でも体全体を下げるのではないのでご注意。
使い始めが肩甲骨の下から送り出すようにすると
いらない力が抜けやすい。
肩甲骨や胸郭、骨盤、座骨などの位置感覚もつかみやすい。