肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
背骨を使える位置感覚のイメージをもつために
昨日は今年初めての神戸WS。
新年あけて、お休みの間の体が鈍っているのか
普段より縮みやすかったり、
歪みや違和感や体のきつさを感じている人が多かったので
ひとりずつのパーソナルチェックをしながら
背骨を伸ばせる位置感覚を
きっちり感じられるようにしていった。
いつもきれいに体が整えられる人だが
上半身左側に違和感があって、重いと言われる。
左へに体の傾きや、お尻がぺらぺらになっていたので
体幹の底を押せるように誘導すると
お尻が引き締まり、背骨が伸びた。
肩の張りや膝下の歪み、固い張りが気になったので
股関節の引き込みや力の抜き方を覚えてもらう。
ふくらはぎの外側に強い力が入っていたが
力の流れの使い方や方向、位置感覚で
脚が軽くなる。
脚を下しても、骨盤幅に収まった脚は
穏やかで固まらず柔らかい。
そこから腕、肩も同じように誘導すると
スッキリ収まった。
膝が痛くて正座ができない人、内腿を引き込み、伸ばすストレッチ(2020年1月8日)
股関節、膝、腿 痛くないように使いましょう!(2020年1月6日 )
などをいろんなバージョンでやってみて、
やりにくさがある人には、少しアレンジしたり
違うアプローチをしてみた。
体幹の底に通る感覚ができ
背骨を中心に割り腰して半分を自在に使える人も出てきた。
背骨の可動域を上げる壁を使った立位体前屈ストレッチ(2020年1月7日 )
もしてみた。
初めはどなたでもできる気がしないと言われるが
使い方を説明して、誘導してみると
そこそこイメージがついて来て
テンションが上がる~っ!と皆さん面白がってされていた。
体を使えるようになるには
面白がってやってみる遊び心が必要だと
私は思っている。
難しく考えるとうまくいかない。
普通はやらないような奇妙なことでも
それをしてみたことでできるようになればいい、というのが
私の考え方である。
確かに変だけど(笑)
その分楽しめる。