重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
下腿O脚、膝の腫れ、痛み、曲げられない、伸びにくい
いつもは、ほぼまっすぐな脚の人が、歪んで下腿O脚になっている。
膝が痛いと言われるので見せてもらった。
(腫れ、痛みのある状態)
(股関節を引き込んで双方向のベクトルができた後)
(無理のない使い方を練習した後)
あらら~。
見事に腫れている。
痛くない丸い袋状のこぶもぽっこり。
特に右脚の方が腫れも歪みも大きい。
先週、膝裏がモッタリしているのを
どうしたら無理なく伸びるかやってみて、とてもきれいに伸びたので
嬉しくなられて、自分のされている競技で
「伸びる!できる!私すごい!」
と何度もされたらしい。
終わるころには痛くなっていたそう。
やり方を見て、流れを途中で遮り、止めていたので
良くないやり方でやりすぎたということだなと思った。
ベクトルが片方向になっていた。
一番上が最初の状態。
真ん中の画像は股関節を引き込んで双方向のベクトルを作った後。
最後の画像は、方向と使い方の流れをもう一度説明して
痛くないやり方を練習した後。
双方向のベクトルがない時は
膝に流れが集まってくる。
もちろん膝をねじって損傷した膝の痛みもあるが
炎症が治まった状態で
膝が痛い、不具合があるとという人の多くは
膝自体が悪いのではなく、使い方がよくなくて
膝に症状が出る人が多い。
ねじらない使い方、双方向の張りのある状態で
どうやって使うかを考えていけば
無理のない状態で、痛みなく使うことはできる。
ハムストリングスを縮めない使い方で
体幹から股関節を引き込んで、全く痛みなくヤンキー座りもできた。
多分、この方を今まで見てきた中で
一番深く折り込んだ状態のヤンキー座りだと思う。
少し反り腰の癖は出たが、正座も楽にされた。
ねじれなく、双方向のベクトルがある状態で折りたたむ。
痛みがあるまま、庇ってそっとしておくのでなく
無理のない、節度のある範囲内での使い方が、
痛みなく早く治癒していく方法だと
思っている。