坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体幹の推進力で速いスタートダッシュ2
先日公開したコラム体幹の推進力で速いスタートダッシュ(2019年10月5日)
競技だけでなく、踊りにも必要なこともお伝えした。
今日は立ち姿勢からのスタートダッシュ。
股関節が引き込まれて、
脚が骨盤幅に収納されている体幹の根元から
押し出されて
高さがほとんど変わらず
双方向に引き合った背骨の長さが縮まず
脚にきつい負荷がかからずに進んでいる。
進む方向が違うだけで
踊りの場面でもしょっちゅう使っている。
前後に分けた脚でプリエしたところから伸びる、
反対にプリエする、というのはよくやりますね。
体幹主導であれば
双方向に引き合って、折りたたまれている脚が
体幹に向かって伸びるだけなので
重心は変わらない。
スタートダッシュやスキージャンプのように
誰にでもわかる印象のものではないが
これも推進力。
操作しているのは脚ではなく体幹。
これを勘違いして前方向に動く人も少なくないので
ご注意を。