坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
視線が少し下を向くだけで体は変化してしまいます
自信がない時
不安な時
確信が持てず曖昧な時
まっすぐ前を向いているつもりでも
視線は下向きになってしまいます。
体は前を向いているから平気!
そう思っていませんか?
視線ってものすごく大事。
視線だけが下を向いてしまうだけで
体幹の状態は素直に影響を受けます。
(視線が前)
(視線が下)
何気なく座っているところですが
同じ状態で視線の方向だけを変えてもらいました。
上の画像は視線が前向き、下の画像は視線が下向きです。
あまりしっかりと背骨が伸びていないこともありますが
上の画像に比べて下の画像のように下を向いた時には
肩甲骨は上に上がって、肩も上がり気味になり
胸の位置も腰も落ち、首も少し前傾しています。
体勢が大きくなると
(視線が前)
(視線が下)
視線が前の時には、肩甲骨ははがれて立ち
背骨がしっかり伸びて体の角度も前向きです。
視線が下向きの時には肩甲骨は意識されていないので
背骨は上の画像ほどしっかり伸びず、体の角度も下を向きます。
胴体が下向きのカーブをイメージしているのなら別ですが
そうではなく、無意識にそうなっていると残念です。
視線の力は体の意識を引っ張るほど大きいので
自分の体がどう向きたいかに合わせて使いたいです。