ストレスのない動きのために体幹の底を押す

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

ストレスのない動きのために体幹の底を押す

「体幹の底をしっかり押せる」
ということはどういうことでしょうか?

・背骨が上下にきちんと伸ばせる状態ができている
・骨の位置感覚が実感できている
・楽に立てる(負荷を感じない)

ということです。
「体幹の底をしっかり押せる」時には
体幹部はどこも縮んでいません。

体幹の底を押して股関節を引き込む1
あれっ!?と思いませんか。
体幹部は前に向いているのに
脚の方向は違いますね。
体幹の底の位置はそろっています。
脚の方向は座骨から膝、踵まで同じ方向です。

体幹の底を押して股関節を引き込む2
同じ体勢を横から見たもの。
体幹の底を押して
股関節を引き込んで、脇を縮めたり
骨盤を歪ませることなく、方向を変えています。
もちろんノーストレスです。

立った状態で言えば
体がねじれることなく、脚の向きと体の向きが違う状態です。
体がねじれた状態でやれば
きれいには見えず、本人も見た目にも違和感があります。

違和感はストレスです。
行なっている本人だけでなく
見る人にもストレス。

舞台などで見れば、違和感のある動きは自然でなく、ストレス。
ストレスを感じるのは素敵だとは言えません。

自分自身にストレスのない動きは、見る人にも自然に入ります。
ストレスのない動きのためには
自分自身で身体感覚を自覚できることが必要。
身体感覚は磨いていけます。

この方は大きな怪我をされて、とても長いこと自ら踊ることをされていませんでした。
朝起きるのに体がなじむまで何十分もかかっていたのが
今は無理なく起きられ、体の歪みもなくなってきました。
来られる度、体がきれいで楽になられています。

遠方からほぼ毎月来てくださる方。
毎回、試行錯誤の跡が見えます。
いつか自ら踊ってくださればいいなと思っています。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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