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手首~脇~肩甲骨の流れのベクトル

2019年8月28日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

手首~脇~肩甲骨の流れのベクトル

前肩や肩、腕の不具合を無理のない流れにしていくためには
体幹の骨の位置感覚が大切。

腕を使う時、腕から動きを開始すると
体幹とはつながらず、腕だけの動きになります。
肩甲骨の位置を安定させ、腕を楽で自由に使うために
脇を引き込んでやることが必要ですが
これもベクトルが双方向になり、力の流れが釣り合わないと
安定しなかったり、引き込み具合がきつすぎて
かえって肩が盛り上がったり、腕に力が入ったりします。

(脇の引き込みが強すぎる時) 引き込みが強すぎる場合
(ほぼベクトルが釣り合った時)ほぼベクトルが釣り合った時
壁に手首をあてて、脇を引き込み、背骨を伸ばした時の画像。
上の画像は、脇の引き込みが強すぎて
壁へのベクトルの流れが意識されていない状態。
肩口が首方向に盛り上がり、肩甲骨も方も上がってしまいます。

下の画像では脇の引き込みと壁へのベクトルがほぼそろったので
肩が首方向に詰まらず、肩甲骨の位置が
上の画像に比べて下がっています。

壁についた手のひら、手首の状態をも見てみましょう。
上下の画像で少し違いますね。
上の画像の使い方では、ただ壁に手をついているだけでつながりにくいのです。
背骨の伸ばし方できれいな正座(2019年7月7日)や
肩甲骨につながる手首(2019年8月1日)
で使っているように、つながる状態にしてやる必要があります。

「ベクトルが釣り合う」というと難しく感じられるかもしれませんが
強さ加減を考える必要はなく、手首から脇、肩甲骨に間違いなく通るやり方ができれば
自然にベクトルは釣り合います。
腕自体に強い力を出すことはなく、すんなりと楽につながるものです。
更に骨盤から体幹の底~足裏まで、オートマチックで力の流れができます。

骨の位置感覚と言っても骨自体を動かそうとしているのでなく
骨の周りの筋肉が骨に作用することもお忘れなく。

同じように思えることをしても
ほんの少しの勘違いで、違う結果になってしまうのはもったいないこと。
腕を自由に使うだけでなく、脚のいらない力を抜くこともでき
背骨を使って、滑らかな動きにつながります。

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