股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
前後開脚の後ろ脚が詰まるー伸ばすシミュレーション2
前後開脚の後ろ脚が詰まるー伸ばすシミュレーション(2019年7月30日 )
でしていることをやってはみたものの、
肩が盛り上がったり、腕に力が入ったりして
つながりを感じられない人のために。
背骨の伸ばし方できれいな正座(2019年7月7日 )
で、お尻が下がらず、背骨が伸びる状態を作ります。
手首から肩甲骨へにつながりができるように、手首、肘の使い方に注意しましょう。
肩甲骨につながる手首(2019年8月1日)
このつながりで背骨も脇も伸びてきます。
両手をついたまま(手前は肘まで、遠いほうの手は手首)
骨盤から、体幹をあちらに向けます。
背骨が伸びていれば、骨盤と脚の間には隙間ができていますから
無理なく向くことができます。
手前側の骨盤を前に移動させないで行ないます。
体が前に行ってしまうとつながりが感じにくくなります。
骨盤からはみ出さないように脚を伸ばします。
この写真はまだ骨盤は床に着く前ですが
手首から肩甲骨、脇、背骨がつながり、更に骨盤、脚へのつながりができます。
体の位置感覚が感じられて
背骨が伸びているので、お尻と脚の間は、くっきり折れています。
骨盤から向きをどう変えるか、わかりやすいように立ってしてもらいました。
軸側の膝が少し内を向いてしまいましたが
つま先と膝の方向が変わらないように注意して。
このまま骨盤から脚を伸ばすと、体が開いて
こんな感じになりますが
つながりとベクトルがしっかり感じられます。
つながりとはりがあるまま、胴体を戻せば、
前後開脚もアラベスクも同じ。
ここから肩甲骨を立てて行けば、胴体が起きてきます。
どちらにしても手首→肘→肩甲骨→骨盤→座骨→膝→踵への
つながりを作るのに、通すための肩甲骨の位置感覚や
手首から肩甲骨への流れができる状態を感じていかなければなりませんが
前後開脚は脚だけでできることではないので
迂遠なようでも、全体のつながりを覚えていく方が
結局は近道です。
脚だけでできることには限界があります。
自分だけでしてみようと思う人でも、まずやってみて下さい。
ひとつでも感じるところができたら
次へのつながりが期待できます。