股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
疲れない持ち方、抱き方を教えて!
仕事でギターを弾くことが多いこの方。
「長い時間ギターを弾くと疲れるんです。
次の日、首も肩も背中もパンパン!」
ギターを弾くときのいつもの持ち方を見せてもらいました。
(いつものギターの持ち方)
(改善後の持ち方)
上の画像は、首だけをねじってギターを見ています。
そのために、引き合うことなく体がねじれ
体の中のベクトルは、お休み中です。
背骨は伸びず、首をねじったために
脇もお腹も縮んでいます。
鎖骨回りも腕の付け根も固くなります。
股関節は一応折れてはいますが、流れが止まって
腿が緊張しているのがわかります。
長い時間続けると辛いでしょう。
下の画像は、アドバイスして初めの状態を変えてもらったもの。
体幹ごと、股関節を引き込んだ状態で
背骨も上下を引き合うことができて
お腹も脇も縮んでいません。
鎖骨を引くこともできたので、胸の周りも楽そうです。
股関節を自分の意識で引き込んだので
腿も張ることなく楽に座れています。
ギターのネックを持った腕は脇に引き込まれて
脇~肘も縮みがありません。
ギターのような形とは違っても
赤ちゃんを抱くときも同じではないでしょうか。
首だけを傾けて赤ちゃんを見るのでなく
体幹ごと、股関節を引き込んでみると
背骨を伸ばすことも無理なくできます。
ほんの少しのことですが
お母さんは1日何回、赤ちゃんを見るでしょう。
その見方、抱っこの仕方を考えてするだけでも
長い期間を思えば、
その間にどんな意識で過ごすかで
姿勢もスタイルも、体のクオリティも
全く違ってくると思います。
こんな動画もありましたね。
体幹を意識して赤ちゃんを抱っこ(2014年5月2日)
随分前ですが、東京でWSを受けて下さる方から頼まれて出してみた動画です。
今はこの方はもっと明確な体になられていて
今赤ちゃんを抱かれたら、もっと楽に抱けるでしょう。
この赤ちゃんももう抱っこされる年齢でもありませんが(笑)