前後開脚から開脚へー痛くありませんか?

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

前後開脚から開脚へー痛くありませんか?

前後に分ける前後開脚から、左右に分ける開脚へ
体勢を変える時、痛くありませんか?

痛いのを我慢して、無理矢理にやっていると
長い経過のうちに股関節痛になることもあります。
無理のない方向に合わせてあげてください。
普段気づかないやり方を見比べてみましょう。

(痛みのある方向の変え方1)痛みのある方向の変え方1
(痛みのない方向の変え方1)痛みのない方向の変え方1
上の画像は、脚方向から向きを変えようとして、体幹部分は置き去りです。
下の画像は背骨を中心に引きよせながら、体幹主導で向きを変えています。
参考:体の中心から肩甲骨はがし、体幹の底までつなげる(2019年4月7日)

この時点で骨盤と脚は分けられているのがわかります。
どちらも脚は張りを作っていますが、
体幹の状態やお尻の床からの浮きにも違いが見えます。



(痛みのある方向の変え方2)痛みのある方向の変え方2
(痛みのない方向の変え方2)痛みのない方向の変え方2
上の画像、お尻は床から浮いたまま、背中が反ってきました。
下の画像、お尻が床に着きつつあり、背中は安定しています。

(痛みのある方向の変え方3)痛みのある方向の変え方3
(痛みのない方向の変え方3)痛みのない方向の変え方3
上の画像、お尻は床に着きましたが、背中が反り
脚の方向は、膝とつま先の方向が揃っていません。
骨盤と脚は分かれないまま、脚方向に体が引っ張られています。
痛かった!と言われました。

下の画像では、背骨が伸びて体幹の底までつながり
脚の方向をコントロールできる状態になっているので
股関節は引き込まれて、つま先、膝の方向は合っています。
痛みがないということです。
正座、開脚ー連動できる背骨の位置(開脚)(2019年8月7日 )
と同じ背骨の位置です。

同じするなら、痛みのないやり方で
体を守りながらする方がいいですし
最小限の力で最大の力を生むインナー感覚が育っていきます。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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