股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
正座、開脚ー連動できる背骨の位置
背骨の伸ばし方できれいな正座(2019年7月7日 )
で、背骨を双方向に伸ばして、
きれいで楽な正座をしてもらうことを動画にしたが
背骨をしっかり伸ばすことに付け加えて
背骨の位置も考えてみてほしい。
背骨の位置をいい位置まで持ってこないで
前傾で止めた時。
これが反り腰で
この位置に慣れていると自覚はないが、前腿が張る。
体幹の底の角度も斜めを向く。
赤い丸印はかかとの位置。
開脚の時も股関節は詰まりやすく
体の裏側に連動しにくく、お腹も抜けやすい。
開脚なら腰が丸くなって、
脚の付け根が浮き上がって痛い。
画像は反り腰にならないように意識されているので
きつさはないが、実際に体が連動しやすい位置は
もっと後ろにある。
背骨が後ろにもたれた状態。
お腹が抜け、座骨が前に滑り
股関節が固まって腿も膝もきつい。
もう少し背骨脇を意識してもらえると
とてもいいが、背骨がほぼいい位置に来た正座。
かかとより座骨が後ろに行くように、だが
かなり背骨を伸ばすことができたので
かかとの上にあるのは太ももの裏。
床に平行に腿の裏が長く伸びて
膝への負担がなく
股関節もきれいに折れて、ゆとりがあり
前腿のきつさもない。
これが開脚であれば背骨から体幹の底につながる感覚が
はっきりあって、脚に連動する。
体幹がしっかりすると
前にいったん傾かずに、そのまま膝立ちの姿勢まで
起き上がれる。
背骨を双方向に伸ばし
背骨の位置も考えられると
効率がよく、無理のない正座や開脚につながる。