坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
立位体前屈ー体幹の底の位置をを高く
立位体前屈をすると
腰が丸くなる
膝が伸びない
腕や肩がきつい
ハムストリングスが痛い
これらは引き合うベクトルが片方向だったり
部分だけで対応して、体が連動していない時です。
ひとつの例を見てみましょう。
こちらは立位体前屈をしようとして
前に頭から持っていこうとはしていませんが
骨盤から座骨をつなげて背骨を伸ばそうとしたところ
後ろに引く意識だけが強くて
頭の方向に伸ばすことが薄くなり
胸郭が縮み、お尻が行き
脚は斜めに引っ張られたので、ハムストリングスが伸ばせる方向でなくなり
膝もきつい状態。
前に来てくれた人の背中を借りて
背骨の引き合いができる状態を作り
高くできた体幹の底から
脚を振り子が揺れるように
体幹の底の下に脚がぶら下がるように
脚の角度を変えました。
骨盤幅に脚を収納して立位体前屈(2019年7月14日)
足を踏んだ時、背骨が伸びる終わりの位置の
体幹の底と
足裏と体幹の底で引き合う位置が合致して
引き合えるようになりました。
自分で手首で床を押して肩甲骨との引き合いを作ると
背骨はより伸びて
体幹の底の位置が高く上がり
膝やハムストリングスが痛むことなく
体が伸びました。
全身が引き合えるのが可能な状態ができるということです。
きれいに伸びましたが
もうひとつ背骨が伸びると
更にクオリティの高い立位体前屈になります。