肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
怪我した時こそ体を歪めない工夫3
怪我してから約3週間強。
先週から、ほぼ普通にレッスンしてみても
全く痛みを感じなくなった。
今週からは大きなジャンプもしているが
用心してたくさん繰り返すことはしていない。
整骨院で見てもらっても
ごく小さなものは全く消えたわけではなく、まだあるが
順調な回復で、よほど不用意に使わなければ
大丈夫らしい。
自分の写真はないが
自分のチェックでは左右が全く同じではないけれども
容認できる程度。
やはり怪我した時に
長く動かさないでいるのは回復が遅れる。
痛いところを無理に動かすことよりも
できるだけ庇うことによるゆがみが出ないように
体感を意識して使い
遠隔的につながりのある所から伸ばしていくことをしたが
それはよかったと思う。
昨日のコラム前肩、痛い肩の自己修正(2019年6月20日)
でも書いているが
怪我をすると、いつもと同じ感覚で体を動かそうとしても
同じ結果にはならない。
いつもなら、無理のない道を通ってくれるものが遮られているようで
それを力で無理に通そうとすると痛い。
その時はいつもの道でなく、
道においてある荷物をそのまま押して進むようなことをしている。
荷物があるのは微妙に本来の道ではなかったりする。
私がしたような怪我の場合や
それほど思い当たることがないのに、痛く感じるようなときは
怪我した時は正しい道ではない。
本来の道ではないところを通ったために無理が生じて
傷めてしまった場合が多いと思う。
怪我した時には、本来の道でないところを
引き続き通ろうとして、より痛く感じる。
ならば、
本来の道を実感しなおすチャンスととらえて
じっくりゆっくり、痛くないところを探して
それを使うように意識していく。
できる限り怪我などしないに越したことはないが
怪我をしたら、頭を切り替えて
怪我したからこそ、痛くなく負荷のかからないところを
自分でわかっていく機会をもらえたと思えば
無駄どころか、体が大きく変化するきっかけにできる。