股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
股関節をしっかり折って中心を合わせる
左右に歪みがあるとき
いろんな中心への向け方はありますが
そのひとつに
股関節をしっかり折りこんで使うというのがあります。
股関節を折りこんで双方向のベクトルを作るのに
ただ股関節を引くだけでは片方向になり
引き合って張りを作るのは難しくなります。
固まらず、つながるハムストリングス(2019年6月6日 )
でも説明しています。
股関節を直接折ろうとするのでなく
「すくいあげる」ようにすると
足裏から膝の流れはそのままで
腿の裏に無理のない張りができ
中心に向けるベクトルができます。
この時、体幹部分は縮んだところがなく
長さを同じにできるように
体幹の底を押せるようにして背骨は上下に伸ばします。
背骨を上下に引き合い、脚の双方の張りを続けながら
背骨を中心に戻すと
左右のぶれのない状態が感じられるようになります。
更にこの引き合いを大きくすると
体が落ちずに写真のようなプリエが可能です。