肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
怪我した時こそ体を歪めない工夫
先日は8月と12月の公演のダブルリハーサル。
数日前にアキレス腱につながっている筋を少し傷めて
かなり気をつけて踊っていた。
最初のリハでは、大丈夫だったが
自分の作品のリハで、やってしまった。
そんなにひどくはなく、軽い肉離れだが
歩き方は自然ではないし
階段を降りるのは痛い。
で・・脛骨直下をしっかり踏めるようにして歩くと
ずいぶん楽に歩ける。
よいしょよいしょと車まで歩いた。
肩や首にに力が入っていますね。
アイシングして、整骨院の先生に確認して
着圧ソックスも履いてみた。
これはずいぶん楽。
その日はそのまま休めた。
翌日。
腫れはましなような気はするが
歩かないわけにはいかないし仕事もある。
自分で縮んでいるところをできるだけ伸ばすが
少しだけにとどめた。
早くは歩けないが、できるだけ痛みがないように
脛骨直下を意識して歩き、痛くない歩き方を工夫する。
よほど体のことをわかっている人にしか気づかれない程度には歩けた。
またその翌日。
腫れがほぼ引いている。
早めに通常レッスンに行く。
生徒さんたちに見てもらって
写真を撮ってもらい、歪みを点検する。
~~ショック!
私の体も勝手にバランス取りして代償行為をしている。
肉離れしているところが伸びないので、周りも縮んでいる。
股関節が引き込めずに、骨盤と脚がひとかたまりになって
膝も後ろに押している。
わあ~情けない・・
調整してもらって先ほどよりましだが、
まだいらない力が入っている。
立膝で股関節の引き込みを足裏からつなげて。
まだいつもとは違う。
よ~し。
自分の写真はないが、皆さんと一緒に
股関節を動かしてみた。
横の引き込み。
体幹側からぐるっと内向きで引き込み。
体幹からの操作でアウトで引き込み、張り合う。
更にインにして深く引き込む。
座った状態でも同じようにしてみる。
インで引き込みながら、内ももを伸ばして
更に引き込んで、中心に向かうようにしながら
インで脚を上げる。
お陰様で、苦手なインでの脚の引き合い方が
わかった。
アンディオールと考え方は同じ。
苦手なインで、片方は楽に脚があげられるようになった。
これって脇も同じやんとわかる。
怪我するときは、自分に足りない何かを学ぶ。
何もなしに怪我はしない。
さんざん股関節を体幹から使った後。
肉離れでバランスの崩れ、いつもと感覚がずれた
股関節が引き込めるようになり
楽になった。
まだもう少しかかりそうだけど。
4日目。
ハイヒールで歩く。
アキレス腱が伸びるので痛さが相当まし。
股関節のあらゆる方向の引き込みを続ける。
内転筋もほぐしてみると
股関節の自由度と共に股関節の可動域も上がる。
整骨院で鍼を打ってもらったら
朝起きたら、かなり楽に。
まだ飛んだり跳ねたりは無理そうだが
歩いたり、小走りは支障なし。
整骨院では、もう「1週間」と言われたから
来週後半なら、注意して踊れるかもしれない。
また後日に。