インナーの感覚がなかなかつかめない人に

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

インナーの感覚がなかなかつかめない人に

時間をかけて一生懸命やっておられるのに
インナーの感覚がなかなかつかめない人はいらっしゃる。

充分に知識も意欲も、健康な体もお持ちだけれど
これはどうしたら伝えられるだろうか。

イメージの提示の仕方に一工夫必要なのだと
最近思うようになった。
感覚がなかなかつかめないのは
つながる道を具体的に頭に描けないだけのことだ。
今までに感じたことのない場所の感覚を
思い描けと言っても
どうすればいいかわからなくて
「なんとなく」やってしまうから
どんどん核心から逸れてしまい、分からなくなる。

自分の(でなくても、かんたんな棒と丸の人形でもいい))寝姿を頭に描くことは
誰でもできるだろう。
その頭の中の姿に線を引いてみる。

寝ているなら、床についている面に
頭から太い幅でマーカーで線を引いてみる。
その線に沿って線をなめるように
自分の体の中で掌でこそげるようにイメージするだけで
体はインナーで伸びてくる。
背骨を尾骨まで、さらに、座骨から足裏まで
アイロンをかけるようにそこにも線を引いていく。

背骨から呼ばれるように肩甲骨を寄せ
寄せたままで肩甲骨と肋骨の間を通って
脇、肘と、やはりマーカーで線を引いて引き合う。

その時には肩甲骨の端っこも中心に寄っているから
肩甲骨の端から、骨盤、座骨まで
やはり頭の中で線を引いてみる。

ここでは、たくさん書かないが
この連休中、初めての人も含めて
多くの人にやってもらったが
こちらの言葉の誘導、
説明しにくいところは実際に体に触れて誘導してみて
どなたも体が無理なく楽に体のつながりを感じられた。

何度も言及しているが、
インナーの感覚は、とても心に近い。
イメージする、想像することは
体にエネルギーの流れを教えてくれる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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