重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
首の前傾を直したい人に
首が前傾しているのは
年齢より老けて見えて、とても損。
首が前傾しているのは肩甲骨が上がっているからです。
肩甲骨が上がっていれば、背骨は伸びません。
以前に首の前傾も尾骨まで背骨を通して改善(2016年7月3日 )
というコラムを書いていますが
これも今はもっと進化しており、
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日 )
の流れを使っています。
それでも、気づいたら首が前傾してしまうという人は
流れを通すことを意識し続けることをしながら
首の感覚を養ってみましょう。
耳の後ろ当たり、首の骨の一番上が第一頸椎です。
(赤い丸印)
これを後ろに引くのですが、
「第一頸椎を後ろに引く」と言っても
頭だけが後ろに行く人は多いです。
顎を引くのとも違います。
顎を引くのは前側、第一頸椎を引くのは体の裏側です。
写真のようにこのあたりにタオルをひっかけると
第一頸椎を後ろに引く感覚がわかります。
後ろに引いたら、掬い上げるように
背骨の延長上、頭上につなげていきます。
肩甲骨と腕の付け根が一致する状態で
肘、手首とつながり
脇を引き込めると
背骨と首がつながり
更に体幹の底、足裏までつながり
体の中心に還す感覚を得るところまで
つなげていくこともできます。