坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
お休み前に呼吸で体を伸ばし整える
前回のWSで中心に向かう力を体感する(2019年4月6日 )
体の裏側を感じることを意識してほしかったので
呼吸の仕方を意識して変えてもらった。
自分でやってみて、気持ちよく伸びたので
通常クラスでも、何人かにやってもらったもの。
みるみるうちにいらない力が抜けて
体が自然に伸びていった。
お腹を膨らます腹式呼吸はベースにあるが
ダンサーはお腹を膨らます呼吸でなく
胸式呼吸を使うことが多い。
それを更に体の裏側を伸ばすように縦に長いイメージで
呼吸をしてもらった。
初めは難しそうだが
何度もしてみるうちに感覚はつかめる。
縦に長いイメージで呼吸して
床につきにくい背中を縦に長く伸ばすと
胸郭の感覚や肩甲骨の位置、体幹の底
更に肩甲骨から腕、座骨から足裏まで
意識を伸ばせる。
体が固まるときは、大抵体の前側に意識がある。
それを裏側に変えてやるだけで
体の状態は全く変わってくる。
気持ちよく体のいらない力が抜け
すんなり伸びていく。
お休み前にやってみて、徐々にいつもの呼吸に戻していく。
体は厚みのあるクッションが体の裏にくっついているような感覚。
体は楽になり、自分のイメージで体の位置感覚も確認できる。
体が楽に伸びてきたら、徐々に普通の呼吸に戻していく。
体に意識でイメージを伝える。
自分の体と仲良く意思疎通できる練習でもある。