股関節の引き込み、送り出しを実感するワークショップ
中心に向かう力を体感する
昨日の神戸WS。
平成から令和に移行する時期は企業も大変なのか
遅れてこられた方、駆け込む方が相次ぎ
当日、仕事が終わらず間に合わなかった人もあって
気の毒なことだったが、どなたも楽しく気持ちよく
レッスンしてくださった。
骨盤の開き方の左右差を気にされている方。
初めて参加された方だが
事前にお聞きしていた状態から予測していた通りだった。
上の画像は骨盤幅から脚がはみ出す状態を
右側だけ誘導中。
全体の流れを誘導した直後が下の画像。
まだ左右の高さの違いはあるが
これだけでも楽な感覚を得られて
レッスン後には、初めの左右差も揃い
揃えることができる位置に体が落ち着いた。
先週のWSにも参加されたので
体の状態が来られた時から、かなりいい状態だったが
反り腰傾向の方でもあり、自己調整できるように
誘導してみた。
お腹を膨らませる呼吸でなく
背骨に通すような意識で呼吸していくと
途中で遮られていた流れが通って行った。
寝ると浮いていた背中も
自分で自覚できるほどに無理なくついて
ほぐれていった。
他のプログラムも含めて
この日つかんだことが今までで一番多かったと
喜んで下さった。
いつもと違い、この日えらく歪みがあって
腰の痛みもあった方。
これも自分でできる調整を誘導した。
痛いところがあると体は縮むが
胃やお腹が痛い時も背骨が通せると楽になる。
腕、脇、肩甲骨、背骨、体幹の底とつながりを得るために
押されたものを体幹の底まで通して
体幹で上に伸びあがるようにして自分の推進力にしている。
最後の床方向に押した状態では
自分の体のつながりが特に感じられたようで
「これが自分でできるかしら?」
と心配しておられたが、
初めは見失うことが多くても、
自分が覚えている感覚だけでも
使ってみて、何度もシミュレーションしていくと
少しずつ自分自身でわかる感覚ができてくる。
この後の重心移動や体の方向を合わせていくことも
とても自然にできていた。
動きに体幹、脇の方向からの流れを合わせる。
この後、重心移動や体幹から起こす動きも
やってもらい、笑いの絶えない時間。
皆さん、いい笑顔でレッスンしてくださった。
この日の目的は同じでも
皆さんの様子を見て予定のプログラムを変更しながらの2時間は
あっという間。
気持ちのよい時間を頂いた。