肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
肩甲骨、脇、肘の流れを邪魔しないために
昨日のコラム
肩と腕、肘ー肩甲骨につながる位置(2019年4月1日)
では、位置感覚や方向を書いているが
位置も方向も、しっかり合わせたけれども
いらない力を使ってしまい、固めるケースもある。
こんなケース。
脇からの方向にはきちんと合っているが
手先に強い力が入っていて肘もぴんぴん。
脇が外に引っ張られて体幹主導から腕主導に変化してしまう。
肩や二の腕が固まってしまう。
こちらはきつい力は入っていない。
上に上がった腕は脇の方向に脇から肘までの方向を合わせて
肘までつなげたものが中心に還っている。
そのため、肘にはゆるみがある。
関節には自由に動かすためのゆとりがいる。
肘がぴんぴんに伸びてしまうと固まってしまう。
腕を動かすのでなく、脇を動かして
方向を合わせ、肘から先は芯から軽くつなげているだけ。
腕が体より後ろに行く時
脇がどんどん引き込まれて行き
二の腕や肩は固まらない。
途中で腕の方を動かしてしまいがちだが
脇から、を最後まで意識して使う。
意識して使ううちに、感覚はだんだん変化してくる。
だんだん、明確な脇から腕につながる感覚が変化してくる。