坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
壁を使ってぶれない体幹ー片足でも
ぶれない体幹ー体幹を箱のように使う(2019年3月8日 )
のように腿に負担をかけず、体幹の底を床方向に垂直に向けることに
苦労している人もある。
体の状態が無意識に変化してしまうのに気づいていないのだが
股関節引き込みで見える体幹の底の差(2019年3月18日)でも
説明しているように体幹の状態が変化すると
体幹の底の接地部分の面積も変わる。
ついているところが小さくなれば、安定感は極端に違う。
昨日は途中から片足を前に出した状態でやってみた。
体幹の底がついているところに張ったタオルを置いている。
タオルの状態にご注意。
(体幹の底を壁にピッタリつけた状態)
(股関節に必要な隙間を作った状態)
壁に体幹の底がぴったりついている。
ぴったりついているところがブルーのライン。
ここから片足を出すのには、体幹の底が両側共
同じように押されている必要がある。
片側しか押されなければ、骨盤が歪み、バランスが悪くなる。
下の画像では、骨盤幅に収納されている脚を片方出す時
はみ出さずに出すために、股関節に必要な隙間を作っている。
お尻を掬いあげている。
タオルが少し上に持ち上げられているのが見える。
両脚が床からの力を体幹の底に送って、掬い上げ
必要な隙間のできたところから歪まずに片足が出た。
張りはあるまま。
壁に背中を付けていく過程。
体幹の底を床方向に押し下げるのに
背骨から尾骨を突っ張り棒のように押すと
中心に向かう足裏からの流れと合致して
背骨から足裏までつながっている。
頭方向から体を上げるのでなく、箱の方向を変えるように
体幹の底から引っ張っている。
タオルが激しく下に引っ張られている。
この分だけ体幹の底の位置が変化して床方向に向き
頭から足裏まで張りのある状態でお尻には角の部分もあるまま
引き合うベクトルもあるまま
歪まず安定した片足プリエの状態になっている。
ここから壁を使って体幹から脚を楽に上げる(2019年2月3日)
も無理なくできる。
安定し、歪みがなくぶれない体幹の状態を作ろうと思えば
中心と末端との張りがいつの場合にもいるということを
忘れないでほしい。
体は関節ごとに分離させながらつながることがいる。
線路を走る電車のようなもの。
車両に張りがあっても、
ジョイント部分にゆるみや隙間がなければ
次の車両に明確な方向が伝わらない。