肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
骨盤幅で上げる脚―中心への張りを意識する
昨日のコラム骨盤幅で上げる脚ー意識の仕方の違い(2018年12月25日)
と同じ意識で、どの方向であっても
つながりと張りのある状態は可能になる。
前を向いて自分の体の真正面に脚を上げるのは
中心に向かう感覚がないとお臍の前には来ない。
真正面に持ってくるのを苦労していた皆さんも
「中心に向かう力」
「張り」
「いらない力を抜く」
を意識し、プリエの場合どうしているかを思い出してもらい
両側の坐骨ー膝、膝ー踵の長さと張りが変わらないようにして
特に踵の張りや方向には注意してやってもらうと
この日のレッスンの
全員が真正面に脚を持ってくることができた。
「脚を上げる」でなく
「中心に向かい張りを作る」
朝早い時間の逆光で見えにくいと思うが
「膝を曲げる」意識になると
張りはできない。
張りの角度が鈍角のまま
膝裏に要らない力が入らないように
中心に向かう張りを作ると
踵が膝より上に来る状態ができる。
体の中心線に踵を持ってきて
踵の方向に体の裏側から流れを送っていくと
膝は無理なく伸びる。
膝を伸ばそうとすると「はめ込む」状態になって
膝が伸びない。
脚だけを伸ばそうとしても楽に伸びることがない。
体全体に流れができて
中心に向かう張りができて
初めて脚は思うように伸びてくれる。