開脚から痛みなく脚を回す意識付け
前肩になるのは・・
腕が後ろ手に回りにくい2(2018年12月18日)
でも書いているが
理由は同じ。
後ろ手に回りにくいのも
前肩になるのも、動かす意識が腕にあるから。
腕から使おうとすると
体からの流れが遮られて、ねじれて固まってしまうからである。
上の写真は腕から使って
腰に手を置いた時の肩の位置。
腰に手を置くまでは肩甲骨の位置感覚や
脇の意識がおありだったが
腰に手を持っていこうとした途端
意識が腕に移り
結果、前肩になって体幹は抜けてしまった。
下の写真は脇を背骨中心に寄せて
肩甲骨からの流れが遮られないように
脇側面の面に腕の内側の面が
ねじれずに同じ面が続いていくように
方向を合わせたもの。
随分肩のラインは穏やかになっている。
まだ 「これくらいの力加減?」と
おっかなびっくりされているので
これからの伸びしろに期待。
生まれてこの方
そんなふうに使ったことがないわ!
という人が殆どだと思われるが
やったことがないからこそ
今現在は前肩のままであって
背中はこんもり、お尻はヌケヌケで
その状態でいることは仕方がないことになっている、と
考えてみて
ほんの少しの意識で変化していく
ご自身の体を味わってみてほしい。
痛かったり、自由にならない状態が
楽に自由になれば、本当に楽しいもの。
今まで諦めていたことができる嬉しさは
比べようがない。