重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
肩甲骨から背骨、脇の流れで軽く脚を上げる
脚を上げようと頑張ってしまうと
ベクトルはどれも上向きになり
頑張っている割に脚は上がらず、見た目もきつそうに見える。
肩甲骨から背骨、脇への流れをきちんと使い
体幹の底を押して床からの力をもらえると
脚を下向き45度くらいに伸ばすくらいの感覚で
上向き45度くらいに上げられる。
これは数日前のコラム
お尻がカチカチ、力を抜きたいとき(2018年11月21日)
でやっていることと同じ。
お尻が固まってます~というので
これをしてもらってるときに、この意識で
脚も軽く上がるよと話し
順を踏んだ。
お尻が固まっていると、脚を上げる労力は大きくなる。
肩甲骨から脇、骨盤、体幹の底
背骨はお腹が縮まないように伸ばしながら
弓のようにしなっている。
背骨が枝を矯めるように広がりがある。
このつながりを使って脚を上げる。
横から見るとこんな感じ。
少し軸足が前に行ってしまっているが
これも肩甲骨、脇、体幹の底から踵まで
立っているなら踵まで押している。
背中は決して反っていない。
反っている時は流れがなく抜けている。
残念ながら、立って脚を上げるところの写真は
撮っていないが
脚から振り上げるようにではなく
体幹から小さな労力でつなぎながら脚を上げると
軽くて流れがあり、楽にできる。
見た目もしなやか。
見た目にわかりやすく動いているところを頑張るのではなくて
急がば回れ。