坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
脇を引き込み肩甲骨からの流れを長座につなげる3
先週公開したコラム&動画脇を引き込み肩甲骨からの流れを長座につなげる2
での肩甲骨から背骨の使い方を
更に細かく、動画にしてみた。
ここで書いていることは
「反る」「しなる」の違いを知って長座につなげる
で書いていることと同じ。
「L]の字を思い浮かべてほしい。
背骨が縦の線、体幹の底が横の線、
「L」をしならせて、しならせる感覚を変えないまま
踵を押しながら、平行移動でなく
「L]の角っこを掬い上げるように引いていく。
角っこがはっきりあるのが、とっても大事。
「L」のもともとの形は変わらないから
体幹の底の角度が変わると
視線の方向も体幹の状態に合わせて変化する。
自分で下を向いてしまうと
肋骨が落ちてお腹、背中が縮んでしまう。
背骨を伸ばしたまま股関節を引き込んでいく。
ここに至るまで、なかなかできない人もあるが
「できない」と悲観しないで
少しずつ変化していく自分の感覚を感じてほしい。
全くやり方も意識も知らない時より
少し違っているはず。
今はまだ、そこから先の感覚を感じられないだけ。
感じられるやり方、感じられる状態は
ほんの少しの違いでしかない。
体の位置感覚も繊細さも
少しずつ育っていくもの。
諦めたら決してできない。