肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
ボディコントロールで踊る
今、作品を作っている。
1月27日㈰にサンケイホールで行われる舞台に
出演させていただくが
私だけでなく、生徒さん数人も出る。
自分の中にあるやってみたいことがあって
ずっと踊っている人だけでなく
踊りは最近始めたところで、舞台に出たことのない人にも
挑戦してもらっている。
ボディコントロールでしていることを
動きに活かしてみたい。
すごく地味で繊細なことを
今やってもらっている。
体幹の感覚がないとできないことを
時間をかけてやっている。
長年踊っている人より、かえって
できることもある。
私が予想したようによくやってくれている。
踊りをやってきた人に使う言葉でなく
体のどこをどう使うかを指示すると
意図を
ちゃんと理解してくれるのが面白い。
私は体の芯を意識して使うことは
心の動きにとっても近いと思っている。
踊る人が一糸乱れず、でなくていい。
やってきた経緯も環境も違う人たちが
1人ずつ理解して、自分の中で咀嚼したことを
丁寧にやれるといいと思っている。
挑戦してみていい。
本番までできることをやってみて
それでもうまくいかなかったことは
また次に活かせる。
完成形でなく、現在進行形のことを
思い切ってすることは
どの人にも、もちろん自分にも役に立つこと。
舞台は挑戦していくところ。
できることをして、その完成度が高ければ高いほどいいが
上手だからいいのではない。
できないことがたくさんあるからこそ
そこから生まれることもある。
ひとつずつできることをやっていこうと思う。