踵がきちんと押せると足首、つま先は伸びる

踵を押すには小指側もしっかり使えてこそでも
見ていただいているが
自分では土踏まずをしっかり伸ばしているつもり
踵が押せていると思っても
親指側、小指側の感覚には差があって
特に小指側の感覚が薄い場合は多いので
同じように伸ばせる感覚をつかんでいきたい。

椅子に座って、あるいは床に座って踵をつけて
足裏だけでなく、膝から、座骨から、肩甲骨下からと
少しずつ距離を長くして送り出す練習をしていくが
指は目で見えているところだけが指ではないこともお忘れなく。

踵が均等に押せて、土踏まず、足指までしっかり感覚ができると
まだはっきりくっきりとはいかないけれど
足裏には縦アーチも横アーチもできて
足裏の中心に縦ラインができている。

踵が押せた状態で、土踏まずや指先を伸ばしていけるように
まずドゥミポワント（つながっているけれども、踵を押して指の根元は折れている状態）
をシミュレーションしてみる。
この時は非常に端々までつながりの感覚が感じられる。
指や土踏まずが攣ったら、いらない力が部分的に入っている。

このルルベも指の根元で終わってしまうのでなく
指先まではっきり感覚を感じている。
かといって、ふくらはぎはカンカンにはなっていない。

人によって、よく伸びる部位は違うが
きれいに伸びた。
美しく伸びるだけでなく、自分の体なりに
感覚がつかめたら、足首が固いと思っていた人も
そうではないとわかる。
しっかり伸びたら、足首が固いせいで正座ができないなんて
やり方次第だとわかる。

お知らせ
本日の六甲アイランド教室のレッスンは
台風直撃が予想されるため、お休みとさせていただきました。
明日以降は通常通りのレッスンの予定です。
皆様、気を付けてお過ごしください。