肘の引っ張りでインナー感覚を覚えていく

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

肘の引っ張りでインナー感覚を覚えていく

肘を引っ張るところを間違えずに
連動してくれるところを引っ張ることが出来れば
インナー感覚をつなげていくきっかけができる。

肘を壁で押す
肩甲骨から肘を長く無駄な力を抜く意識付け
でしているように
壁に肘の内側のゴリゴリのところを壁につけて押してみて
体幹からの意思は伝わるけれども
どこにも無駄な力が使われていない状態を覚えていく。

肘の内側を引っ張る
このように肘の内側を引っ張っていても
ぴんぴんに肘は伸びていない。
肘がピンピンに伸びた時には三角筋に力が入り
肘先も固まっている。

この写真では脇も適切に引き込まれていて
二の腕の裏側が床方向に向いて平たくなり
脇幅は厚く広く、腕までねじれがない。

繋がった腕
このまま肘先を二の腕の先にはめていくのではなく
体幹から脇、肘、手先へと
既にできている道をもう一度通るようにして
伸ばしていくと
改めて肘の内側を引っ張りつつ
肩甲骨は脇側面が背骨を中心として
ペットボトルを使って肩甲骨~脇、肘、手首の繋がりを感じる
の最後に説明しているような意識で
中心に寄せられつつ
腕が更に長く伸ばされる。

肩甲骨、脇、肘、手先とつながって
それが股関節、脚、足裏、床へとつながっていく。
松葉杖を使う時ー体幹の推進力を育てるヒント
も同じ使い方をしている。


肘を引っ張る感覚ができても
それでOKではない。
肘を引っ張ることで
体幹の位置感覚を明確にして更に
体幹の裏側をしっかり感じられるようになりたい。
しっかり裏側からの感覚が育つと
連動するきっかけができ
腕も脚も無理のない自然なつながりができる。

つながりができて、そこからまた
動きの中で自分に活かせるようにしていく。
深遠で先が長く思えるが、簡単に行ける道などない。
ひとつずつ覚えて自分のものにする過程は
富士山の裾野から頂上を目指すようなもの。

果てしなく感じられても、頂上に向かっている。
迷っても戻ってしまっても当たり前。
戻ってしまったら装備を整えて再トライ。
時間をかけて頂上に諦めずに向かう。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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