股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール3
昨日のコラム
壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2を
ご覧頂いた前提で
体幹の位置感覚を明確に覚えて、
自分で想像するより、体幹がしっかり伸びてくると
更に意識できるところがある。
昨日のコラムのように仰向けに寝た状態で
肩甲骨から壁を押しているが、
しっかり脇が伸びて股関節が折れ
坐骨が感じられる状態で、「脚を上げる」意識でなく
体幹から送り出すように膝を折りたたんでいる。
この時、膝小僧を引き上げるようにして
座骨に向かうように押してみると、体幹の伸びを感じたまま
坐骨の感覚もしっかりあるまま
お尻が浮き上がらずに、楽に折りたためる。
膝を自分に近づける意識ですると、詰まった感じになる。
足先を上に上げるのでなく
背中から坐骨を通って、脛骨直下を押せるように伸ばすと
脚が楽に伸びるが
これがきつく感じる人は、図で示している赤いライン
内転筋がうまく伸びていない。
坐骨の方に引き寄せるようにしながら、全体のベクトルを意識すると
角度に個人差はあっても、楽に膝が伸びる。
両脚を中心から分けても同じように
手で持ち上げなくてもストレスなく伸びてくれる。
脚が横でも同じ。
体勢が違うだけで、立位体前屈でも同じ。