股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
足裏の踏み方で脚の形はどれだけ変わるか知っておこう
自分自身では、ずっと当たり前に立ったり、
歩いたりしている足の裏はどのような力加減、
どのようなバランスで立っているか
知らずに過ごしている人の方が多いのではないでしょうか。
今日はその力加減について。
足裏の内側に押す度合いが強い足。
内側のくるぶしは床側に下がり、土踏まずがつぶれた状態になります。
それに伴い、膝下外側に強い張りが出ます。
ふくらはぎはずっと緊張している状態。
膝の外側や膝上も痛くなったり、内腿も緊張します。
更に同じ状態でつま先重心になった時。
前述の状態より、膝下の状態の悪さは加速し
内踝は床に押し付けられて、大きく歪みます。
脚はキンキン、カンカンです。
X脚の人に多い状態。
足裏の外側を強く押している状態。
外側のくるぶしが床側に落ちて、内側は浮き気味の状態。
親指が踏めなかったりする、拇指球がつかなかったりする場合もあります。
ふくらはぎの外側が強く張りつつ、
膝の内側も外に向かって押される状態。
いわゆるO脚、ガニマタです。
腿も張りが出やすく、固くなり、骨盤から前に押されやすく
お尻は抜けやすく、坐骨が感じにくい状態です。
やや均等に近い状態の足、脚。
この人は以前は親指が踏めない、外側に重心がかかる足でしたが
改善が進み、親指も踏めるようになり、ほぼ均等に踏める状態になりました。
では・・
足裏の踏み方を足裏だけで
こちらが薄いから、そこを強く踏むといいかと言えば
それでは付け焼刃で、新たな不具合が出てくるだけです。
股関節を引き込み、骨盤の中から脚がはみ出ず
骨盤と脚が分かれた状態から改善していくことになりますが
今、自分でできることをする時には
踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る
をやってみてください。
初めは足が攣ってしまったり、うまくいきませんが
1週間続けてみて、全く足裏の状態が変化した人もいます。
体幹から踵、つま先に至る感覚ありますか?
もご参考に。
肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚も
それ以降のヒントにつながると思います。
濡れた足で足型をつけたら
ご自身の足の裏の形はどこが濃くてどこが薄くなっているか
ご覧になったことがあるでしょうか。
珪藻土マットを使ってみると
お風呂上りに簡単に見ることが出来ます。