坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
90度以上に膝が曲げにくい
骨折などで膝に不具合が出来た時
怪我は治ったけれど
膝が固まってしまい、90度以上に膝が曲げられなくて
ご苦労されている方も少なくありません。
私の友人も怪我の予後で苦労しているようです。
「膝を曲げる」意識から
「股関節を折る」に意識をシフトしてみませんか。
股関節を引き込むことで、自然に膝も折りたためるように。
体幹の推進力を使うための股関節の引き込みも
そういうお悩みへの提案ですが
先日やってもらった方法もご紹介します。
足裏の拇指球、小趾球を壁につけ
土踏まずは出来るだけ長くして踵は床につけます。
体幹の推進力でストレスなく開脚前屈、脚抜きの
最初にやっている肩甲骨、脇、背骨の使い方を使っています。
これで坐骨が寝ないようにしますが
これが難しければ、座布団をお尻に充てるなどして
坐骨が立つようにします。
これで股関節が引き込める状態になるので
ここから肩甲骨を使って背骨を前に進めます。
(背骨を反らすのではありません)
体幹の柱がぶれずに進んでいく
膝の角度が進んで来たら
ここでは適当なものがなかったので
ペットボトルを使いましたが
ラップの芯などは固さやサイズ的にいいと思います。
何もなければバスタオルなどを丸めて使ってみてください。
「股関節を使って、と言われた途端
恐怖心がなくなりました」
体幹の推進力で
各関節のジョイントの余裕があるまま
角度を狭めていくのは
膝そのものを曲げようとするより、うんと楽です。
難しいと頭で思ってしまわずに
できることからやってみましょう。