股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
腰、脚の付け根が辛い
昨日のレッスンで。
生徒さんがいつもそうではないのに
何だか今日は背中が丸いなあと思っていたが
自分で楽に座れるよう股関節を引き込むところで
今日は腰が重く、座ると脚の付け根が痛いと言われる。
後から見てみると・・
(痛みのある状態)
(使い方を促してとりあえず痛みが取れた状態)
(更に肩甲骨、背骨を動かした後)
最初の写真。
丸い~。
痛いと言われる左の腰が浮いて
左右差がある。
肩もこんもり。
2番目の写真のように中心に向かって矢印のように
力の流れを促して、更に体の中に吸い上げるように
意識してもらうと、痛みがなくなった。
まだ肩甲骨や背骨に言及もしていないが
それだけでも楽になる。
炎症が起きるようなものなら、時間はかかるが
ちょっとした不具合は、よく観察すれば
自分で痛まない方向、使い方を調整できる。
更にこの後、レッスンが進んで肩甲骨、背骨を動かした後は
一番最初とは別人のように変化している。
(いつものように戻った、と言っておく(笑))
これは痛みなく肩甲骨を使い背骨につなげる
をしている過程。
自分の体に特に理由が見当たらないのに不具合がある時は
よく自分の体を見てみると
必ずいつもとは違うところや、左右違っているところがある。
後ろ姿なら人に見てもらうのもいい。
痛いと感じるところをどう使えば歪むことなく痛くないか
自分の体の位置感覚がわかっていると
その差に気がつくこともできるし
体の使い方を練習する人なら
痛くない方向、角度、中心への向かい方を
考えて、改善できるようになる。
帰りはスッキリと軽やかに帰られた。