無理なく使える体の位置感覚を自覚する

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

無理なく使える体の位置感覚を自覚する

このコラムで、いつもお話しするように
流れがつながる骨の位置感覚を自覚しているのと
全く意識がないのとでは、体が使える範囲が変わってくる。

「痛い」と「痛くない」
の違いはもちろん大きいが
自然に痛みなく使えて、自分自身の試行錯誤で
少しずつできることが変わってくることは
毎日生きていく力になってくる。

「とっても無理!一生できない」と
「できることが増えていく」
では雲泥の差。

重心の位置感覚1
重心の位置感覚2
昨日のWS。
随分、体の意識をされるようになり、初回来られた時には
かなり隙間のあるO脚だったが、今は既にO脚とは言えなくなった。
が、膝を後ろに押しているので、重心が前になり不安定。
踵の位置感覚、足裏の意識をしてもらって重心が変わると
お尻の形も体幹の状態も変化する。
肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚

肩甲骨の位置感覚1
重心の位置感覚2
体幹の推進力が使える位置感覚
肩甲骨の位置感覚の違いで背骨の使い方が変わる。
背骨の使い方が変わると
体幹の推進力が生まれ、股関節の状態も変わる。
上がる肩、詰まる股関節を自分で調整する
痛みなく肩甲骨を使い背骨につなげる

脚が痛くない位置感覚1
脚が痛くない位置感覚2
開脚が痛みなく出来る人が増えてきた。
上の写真の方は前々回では痛みを感じていらしたが
位置感覚と方向がわかると、無理なく出来るようになられている。
下の写真の男性は可動域が大きく上がっている。
もう少し背骨が伸ばせるようになると、更にいいが
以前よりかなり伸びるようになられている。
体幹の推進力でストレスなく開脚前屈、脚抜き

推進力が使える肩甲骨の位置1
撓る背骨
撓る背骨2
開脚するのに必要な骨盤を前傾させること、逆に後傾させるために
背骨をどう使うかをやっていただいた。
これも肩甲骨の位置感覚が明確でなければ
背骨の可動域が出ない。
開脚前屈時の骨盤が前傾できない人のシミュレーション


ものの見方、考え方は千差万別、表も裏もたくさんあって
自分が望むことなら、どれも間違いはないが
やり方ひとつで、体も変われば生活の仕方も変わる。
皆さんのお顔が明るく、イキイキされている。
自分がしてみることで、体が変わっていく喜びは
例えようがない。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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