体幹の推進力を脚につなげてプリエ

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

体幹の推進力を脚につなげてプリエ

体幹から坐骨~踵へのつながりが感じにくい
軸に乗り込まず中心から脚を出す
をするのに、足裏がピタリとも動かない
前腿に力が入ってしまう、という人は、意識が「脚を動かす」ことに行ってしまい
体幹の推進力どころではないようです。

少し落ち着いて
目的を「つなげる」に設定し直してみましょう。
あなたの体ができないのではなく、意識の方向が違っているだけです。
想像よりも「意識する」ことの力は大きいもの。
背中の緊張がきつい、裏側が感じにくい
のように、肋骨が縮まず、背骨がしっかり伸びる状態になり、方向が揃うととつながってきます。
今までと同じでなく、感じたことのない感覚があります。
これができると、徐々に中心の感覚が生まれます。
ここからできること。

体幹の推進力とつながるプリエ3
体幹からの流れで脚の方向を合わせてプリエした時
更に中心に向かう力を促しました。
長さの変わらない電車の車両が
体幹と言う大きな運転車両に向かうけれども
体幹も上下に伸びている、この場合は坐骨~膝も引き合うベクトルがある、
膝~踵も同様です。
この体幹部分を起こせば、立ってしているプリエ。

体幹の推進力とつながるプリエ1
グランプリエもしっかり張りがあり、中心が感じられている状態。
体幹に引いている赤いラインは、床まで引いていますが
踵は床に向かいながらも、この目には見えない中心にも向かっています。
四肢が出しっぱなしでなく、常に中心で手綱をもっている状態と考えて下さい。

体幹の推進力とつながるプリエ2
深いグランプリエが出来ず、ドゥミプリエに帰る時は脚の感覚が全くなかった人の
感覚が出来た瞬間です。
背骨を伸ばすと、胸に力が入ってしまい、なかなか通らなかったのが
体幹の繋がりがようやくつかめ、
体が落ちずにグランプリエが出来た時
こんな風に「坐骨から、私たちの指を踏むつもりで」
と促されたもの。
それまでは胴体が上に行くだけで、踵だけを下ろしているので
膝下は内向き、つながりはなかったのが初めて理解されました。

肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚
踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る
も大事なポイント。
体の繋がりをひとつずつ覚えていきましょう。
参考:体幹の推進力でストレスなく開脚前屈、脚抜き

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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